家紋にも格がある 着物にも格があるように家紋にも格があります。わかりやすいのは着物に付ける紋の数。紋の数には1つ紋、3つ紋、5つ紋があり数が多いほど格上になります。1つ紋の場合は背中に、3つ紋の場合は両後ろの袖と背中に、5つ紋は両胸、両後ろの袖、背中に家紋を標します。 背中を守る魔除けに家紋 正面から現れる災いに対しては自分で振り払うことができますが、後ろから来る災いには自分で気づくことができません。そのため、背中から来る災いを守る魔除けとして背中に家紋を付ける風習がありました。