結婚式の進行に司会者は欠かせません。
知り合いの結婚プロデュース会社の社長はどんなステキな結婚式も司会が悪ければ台無しになる。
逆に司会が良ければ招待客にステキな結婚式だったと思って貰えると熱く語っていました。
結婚式の良し悪しを左右する司会者の中で、私が知り合ったステキな司会者さんのエピソードをご紹介します。
結婚式ごとに衣装が変わる司会者
コーディネーターという立場上、お客様の結婚式当日に撮られたフォトアルバムを見る機会がしばしばございます。
そこで、いつも司会を勤めているお馴染みの司会者さんがお客様ごとに違う衣装を着ているのに気が付きました。
1組目の結婚式では淡いブルーの衣装。2組目の結婚式ではグリーンの衣装でした。
その司会者さんに直接話を聞いてみると、ブルーの衣装を着ていた時はお客様のテーマが「海」とのことでした。
「海」がテーマであり、かつ新婦自身は青色の花嫁衣装を着ないと知っていたのでブルーを着たそうです。
青色でコーディネートされた結婚式場にブルーの衣装は馴染み、会場の統一感が高まります。
さりげない心遣いですが、これぞプロの仕事だと感心させられた1コマでした。
グリーンの時は「四葉のクローバー」がテーマだったようです。
そのときは四葉のクローバーのアクセサリーも身に着けていたそうで、
「新郎新婦もそのアクセサリーに気づいて、とても喜んでくれていた」というエピソードも語っていただけました。
皆さんの結婚式もこんなステキな司会者さんにめぐり合えるといいですね。